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マルタインターン留学

2016年12月12日~2017年2月末 
​M・M 様

 

私は午前中に語学学校にて英語のクラス、午後は旅行会社でのインターンというプログラムで英語を学びました。

まず学校についてですが、少し田舎のSt. Paul’s Bayというところにある学校に通っていました。

クラス分けは出発前にネット上でテストを受けUpper- Intermediateでした。冬でオフシーズンであったためクラスメイトは平均で3~6名と少人数。長期間一緒だったのがウクライナ人とタイ人でした。他にもドイツ人、フランス人、ポーランド人など多国籍であり授業を通して様々な国の文化を知ることができ非常に楽しかったです。

 

ヴァレッタやスリーマなど都会の学校では日本人も多いようですが、私がいた学校では途中1人の日本人と同じクラスになっただけでした。また、年齢は10代~70代が同じクラスでした。授業は担当の先生が若い女性で、生徒の苦手分野や要望に応じてレッスンをしてくれたため、日常会話~I-ELTS対策など幅広く、どれも為になりました。中でも自分の国の文化についてそれぞれ話す事が多くあり、他国を知り、日本についても考え直したり、ざっくばらんとしていましたが、私にとっては有意義なレッスンでした。校風は手厚いサポートがある大手とは違い、自分で聞きにいかないとあまり説明はないという自由な雰囲気であり、自発的に動く、良い訓練となったような気がします。

午後のインターンは、バスに30分ほど乗り、都会のSt. Julianにある旅行会社に通っていました。インターン先は希望業種の伝統工芸での仕事があまりなかった為、現地で学校のオフィス担当者と相談した上で、旅行会社に決まりました。2社紹介してもらいインタビュー(見学)に行き、仕事内容など聞いたうえで会社を選びました。

 

仕事内容は他の社員と同じようにPCを使ったシステムへの入力作業でした。マルタ人、イギリス人、イタリア人、セルビア人と同じ部署で、ほとんどは英語でしたがマルタ語も飛び交っていました。マルタ語は非常に難しく、英語やイタリア語が流暢なマルタ人も自国語が1番難しいと言っていました。英語については、最後まで早いスピードの会話にはついていけないこともありましたが、仕事後、上司が車で滞在先まで送ってくれたため、その日分からなかったことをじっくり聞いてみたりと、良いトレーニングになりました。皆自分の意見をはっきりと言うため白熱した議論が展開されることも多く、圧倒されましたが、面白くて優しい人ばかりで、楽しく過ごすことができました。

 最後に滞在先ですが、私は海岸沿いにある長期滞在型のホテルにステイし、学校まで徒歩30分程でした。バスも出ていましたが、朝のウォーキングにちょうどよかったため歩いていました。ホテルのWi-fiが有料であった事と洗濯機がなかった事は大変不便でしたが、タオルの交換と部屋の掃除はあり、特に部屋からのシービューは気に入りました。ベッドが2つある部屋を1人で使い、広さは十分でした。他の部屋ではシャワーのお湯が出にくいなどのトラブルはありました。ホテル近くの海岸沿いの景色がとにかく素敵で、年配のイギリス人観光客に混ざってのんびりと散歩をしたり、近くのカフェでオーナーとお喋りをしたりして過ごしていました。冬でも日本ほど寒くなく、マルタらしいのんびりとした時間を堪能することができました。たくさん友だちを作りワイワイとする雰囲気ではなかったのですが、1人の時間も好きな私にとっては、たまに友だちと出かけたり、近所のカフェで人と話をしたりと良い時間を過ごすことができました。

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